秋の訪れを実感するこの頃。
ダイエッターには悩ましい「食欲の秋」の到来です!!
秋は美味しいものがいっぱいで誘惑に負けてしまいそうになります・・・
そもそもなんで秋にはお腹が空くのでしょうか?
いくつかある説をご紹介します。
日が短くなるから?
秋になると、日照時間が短くなります。
そうすると精神安定化作用のある神経伝達物質「セロトニン」の分泌が減少します。
「セロトニン」は食欲の調整にも深く関わっている物質。
日照時間が短くなると体は他の方法でこの「セロトニン」の分泌を促そうとします。
それが、食事から摂取する炭水化物。
炭水化物は体内で糖に分解され、神経伝達物質の分泌を促進する作用があります。
動物の本能?
動物は獲物が捕れなくなる冬が来る前に食べて栄養分を体に蓄えておくという
本能的な性質があります。
気温が低くなるから?
気温が下がると、体温を一定に保つため基礎代謝が上がります。
基礎代謝が上がるとそれだけ多くのエネルギーが必要なため、
その分を体が補給しようとしてお腹が空きます。
胃酸の増加?
秋は夏のように汗をたくさんかくことがなくなります。
汗には水分や塩分、老廃物などを体外へと排出する働きがあります。
気温が低下して汗をかかなくなると、その分腎臓が尿として処理するのですが、
腎臓への負担が増し、老廃物の排出が滞りやすくなります。
尿酸として腎臓で処理できなかった酸は、胃酸となって分泌されます。
胃酸が多く分泌されると消化にかかる時間が短縮されお腹が空きます。
やっぱりダイエッターに食べ過ぎは厳禁!!
「食欲の秋だから」は言い訳になりません・・・
こんな時こそ以前にご紹介した「食べる順番ダイエット」を試してみてください。
始めは、温かい汁物。
次に野菜やきのこなど食物繊維の多い食材を食べます。
そして肉や魚などのたんぱく質。
最後にご飯やパスタなどの炭水化物。
この順番で食べると、血糖値の急上昇を避け、太りにくいのです。
どうせ同じものを食べるなら、美味しくて太りづらいほうがいいですよね。